勝沼ワイン旅~その2.ランチ・ぶどうの丘~

ワイン
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ワインスクールの友人と行った『勝沼ワイン旅~その1.勝沼醸造さん』の続きです。

前回は、初のワイナリー見学にて、実際の畑を見てぶどうを食べたり、

テーマに沿ったテイスティングを楽しんだり、勝沼醸造さんのワイン造りへの熱い想いを知る事ができました。

今回は、スクールの先生におすすめして頂いたランチのお店と、市が運営している施設の『ぶどうの丘』についての思い出です。

ミル・プランタンさん

BISTRO Mille Printemps(ビストロ・ミル・プランタン)

「Milleprintemps(ミルプランタン)」は直訳すると『千の春』

奥様の『千春』というお名前から来ているようです。

ロマンティック♪

銀座レカン元シェフソムリエ「五味丈美(Gomi Takemi)」さんが奥様と一緒に

山梨の旬を大切にした、山梨の美味しいものを届けて下さるお店です。

ミルプラランチ サラダとスープ
メインのお料理
甲州3種類飲み比べ

一同絶品ランチを堪能♪

お野菜が本当にみずみずしく美味しい!!

そして豚肉と甲州が合う!!

酸味のあるソース、豚肉のサッパリ感、甲州の引き立ててくれる優しい味わいが

見事に調和して、次の一口が止まりませんでした!!

速攻でペロリ。

あとお店のランチョンマットに近隣のオススメスポットが載っていて

初めてこの地を訪れた我々にはとてもありがたかったです。

お持ち帰り可能というのが本当に嬉しい。

勝沼の色んな情報が載ったランチョンマット

特別な時間を過ごせました!!

ミルプランタンさん、手配をしてくださった先生、本当にありがとうございました!!

ぶどうの丘

ミルプランタンさんで優雅な時間を過ごした後は、

一同は今回の旅行のきっかけになった『ぶどうの丘』へ。

甲州市推奨の約180種類ものワインの試飲が出来る地下ワインカーヴ

なるワイン好きなら誰しもが心躍ってしまうワードにワクワクが止まらない。

一緒に行ったKさんの

全種類いきます

という男前発言には脱帽。

この機会に色んなワイン飲み尽くすぞ!!という意気込みが上がれば上がるほど

それに比例してベロベロにならないかな?という不安もグングン上昇。

一同ぶどうの丘に向かうタクシーの中で、この相反する感情のぶつかり合いで

若干の緊張感を保ちつつ、今か今かと、はやる気持ちを抑えられないのであった。

そして遂に到着!!

いざ決戦の始まりである。

相手は自分。

まずは入口で『タートヴァン』という試飲の容器を購入します。

タートヴァン

ボコボコしているのですが、これは試飲の際にわずかな光でもワインの色がよくわかるように

このような凹凸がついているそうです。

お値段は1,520円(税込)

時間は9:00~17:30(最終受付17:00)

8時間半の試飲し放題で、かつ山梨のワインが飲めて1520円は破格!!

一度容器を買ってしまえば、その日は出入り自由なので

朝から飲んで、休憩して、また飲む

といったベロベロスタイルもお楽しみいただけます。

あと温泉施設もあるので、そういった意味でも一日ゆっくりすごせる場所ですね。

一同タートヴァンを受け取りいざ決戦の時!!

入口を抜けた先の階段を降りれば、憧れの地下ワインカーヴ

実は勝沼醸造さんの試飲と、ミルプランタンさんでの甲州飲み比べで

この時点で結構酔っていたのですが、

ぶどうの丘 地下ワインカーヴ 赤ワインゾーン

なんじゃこりゃ!!凄いッ!!

この夢の様な光景に触発され、復活!!

見渡す限りワインワインワイン!!

これは飲まねば!!

ぶどうの丘 地下ワインカーヴ 樽

1つの樽に7~8本ほどのワインが置かれており、

『白ワインの列』『赤ワインの列』『甘口白ワインコーナー』『甘口赤ワインコーナー』と分かれておりました。

ざっと見渡して私が思ったことは、

『これほんと全種類いったらKさん死んじゃうんじゃないか?』

と思いましたが、まずは我が身。

三人で白ワインの列からゆっくり試飲をすることに。

白ワインはやはり山梨!!

『甲州』のワインがほとんどです。

しかし、造り手や土地、造る仮定の違いで驚くほど違いがあります。

中には同じワインですが、年が違うものも置いてくれてるので

収穫年での比較テイスティングも楽しめました。

そして甘口ワインの白→赤とまわった時点で

酔いもまわってきました。

が、体内時計ではまだ午後2時くらいなのですが

実際の時間はまもなく16:30をまわろうかというところ!!

これはイカン!!

ここまで来たんだ赤ワインも絶対に飲む

という鋼の意志で酔いを払拭し、一同飲む飲む飲む。

という訳で各自、気になるワインをどんどん注いで試飲していった結果

私は

試飲したワイン 一枚目
試飲したワイン2枚目
試飲したワイン3枚目
試飲したワイン4枚目

合計『71本』でした。

気になるKさんですが、多分全部は、いけていなかったと思います。(笑)

ですがその意気や良し♪

ワインは楽しくマイペースで飲めればいいのです!!

今回は一同完全にハイペースでしたが、楽しかった♪

これだけ好き放題飲めて、1520円(税込)は本当にお得だなとしみじみ思いました。

名残惜しくはありますが、終了の時間が来たので一同地下ワインカーヴを後に。

激しい戦を終えた三人は、興奮冷めやらぬ中

勝沼の景色を眺めながら、あれが良かった、これが良かった

と思い出話に花を咲かせながら

少し酒気を帯びた顔に、ひんやりとした風を気持ちよく受けていました。

ぶどうの丘からの景色

あぁ、なぜ楽しい時間はこんなにも早く過ぎていってしまうのでしょうか?

ぶどうの丘からの夜景

!?

本当に早いぞ!?

気が付けば一瞬で夜景に!!

帰りの電車もあるので、一同ぶどうの丘から歩いて勝沼ぶどう郷駅へ。

暗闇の中の公衆電話って少し怖い

途中、本当に真っ暗でその中にたたずむ公衆電話が異様な存在感を放っていました。

これを見つけた瞬間、私の脳内では『世にも奇妙な物語』のテーマが勝手に再生され、相当びびりました。

ですが、文明の力であるGooglemapと、要所要所で出てくる駅へのガイドのお陰で無事到着。

ただいま勝沼ぶどう郷駅

こうして楽しかった旅行は幕を閉じたのでした。

終わりに

まず、この企画を実際に『やろう!!』と計画し、平日休みの私に合わせてスケジュールを調節してくれたKさん、Aさん。

本当にありがとうございます。

さらに、今回の旅がこんなに素敵になったのも、すべては先生のご尽力のお陰です。

そしてそれに呼応し素晴らしい時間を提供してくださった勝沼醸造さん、ミルプランタンさんにも

重ね重ね御礼申し上げます。

ずっと仕事で、夏らしい事がなにも出来ないまま終わるかなぁと思っていたところ

こんなに楽しい旅行が出来るとは思いませんでした。

すべてはワインを勉強してみようと、ワインスクールに入ったところから始まり

この旅行に繋がったのだと思うと、ワインの力って本当に凄いなと思いました。

日本のワインを牽引している山梨県。

ワインを通じて、様々な人との出会いやストーリーがこの土地にはあります。

どうぞ皆さんも素敵なワインライフを!!

Iori Aoyagi

青柳 伊織 Iori Aoyagi
『マダムM』との出会いから、モテたい一心でワインを勉強し始めるも、本格的に沼に落ちる。今ワインに言える事は『大好きです。今度は嘘じゃないっす。』ワイン友達を増やして、その仲間と『ロマネ・コンティ』をワイワイ開けるのが夢。ワイン初心者の私がぶつかった疑問や、経験の記事を書いています。
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