さぁ君もブラインドテイスティングに挑戦だ!!~別な角度からワインを楽しむ

ワイン
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皆さんこんにちは!!

私事ですが、無事新しい転職先も決まり本日初出勤となりました(ドキドキ

新しいところでも頑張ります!!

本日はワインの楽しみ方の1つである

ブラインドテイスティング

について書いていこうと思います。

というのも、エキスパートのブラインド試験の対策としてコツコツやっていたところ

ドはまり

してしまいまして!!

これは1つ記事にしてみようかなと思った次第です。

ざっくりブラインドテイスティングってなんなの?

という内容になりますので、軽い気持ちでお読みください。

ブラインドテイスティングとは?

みなさんはブラインドテイスティングというと、どんなイメージがありますか?

私は、『神の雫』というワイン好きならほぼ知っているであろう漫画で、

主人公やライバルが

『この香りは〇〇年の△△』

と香りを嗅いだだけで、ヴィンテージや銘柄をバシッと当てる描写のイメージが強いです。

沢山ワインを飲みまくれば、この漫画のキャラみたくなれるのかな!!

香りだけでサッと当てられたらかっこいいな!!

なんて思ってましたが、

漫画は漫画です!!

実際に漫画に近いことが出来てしまうような変態の方は確かにいらっしゃいますが、

現実はめちゃくちゃ目のワインとにらめっこして、どうにかこうにかヒントが無いか考えまくって、おぼろげながら見えてきたかと思いきや、全く当たらない。

というのが現実というか私でございます。

じゃあ全部あてずっぽなの?

というとそういう訳でもなく、

経験知識など努力である程度までなんとかなるのがブラインドテイスティングの面白いところです。

ということで、ブラインドテイスティングとはなんぞや?という問いに対して私は

ポンッと出された目の前のワインを様々な要素から分析し、産地や品種などを答える

という己の知識や五感をフルに使ったワインの楽しみ方の1つとお伝えしたい。

色から赤か白ワインかくらいはわかるのですが、品種や産地、ヴィンテージなどは全くわかりません。

そんな状況下において

・ワインの色調

・香り

・味わい

色んなワインから発せられている情報を読み取って分析

そのワインの正解に辿り着こうじゃないかというのが大まかな流れになります。

とても疲れます笑

鬼畜なルールだと真っ黒なグラスにワインが注がれて、赤か白かもわからない状態でのブラインドもあるんだそうな。

恐ろしや…

とにかくいい意味でも悪い意味でも

目の前のワインとのがっつり個人面談

というのがブラインドテイスティングになります。

楽しいよ!!

やり方と注意点

とても簡単!!

自分が飲むワインの正体がわからなければいいので、

  • 小瓶に詰め替えてシャッフルする
  • お店の人にランダムで出してもらう
  • 大会やお店でのブラインドに挑戦する…etc

であればなんでもOKです。

自分でやる場合には、小瓶に色んなワインを詰め替えておくのをオススメします。

その時に正解がわからないと迷宮入りなので、メモをくっつけておくと良いです。

ただ1つ注意点がありまして、ブラインドを行なう際は

ISO(国際規格)のグラスを使用してください!!

ワインは注ぐグラスによって、香りや味わいの感じ方が変わりますよね?

ということは、人によって違うグラスで出していたら当然結果にも影響があるということになります。

公平性がなければ、勝負になりませんよね?

なので、大会やソムリエ・ワインエキスパート試験などではISO(国際規格)のグラスが基準となっております。

理由はどのワインでも平均点を出せるのがこの国際規格らしいです。

大会に興味がある、お店での大会で頑張りたい、ソムリエ・エキスパート試験を受験する予定だ。

という方は、この国際規格のグラスを使って練習してくださいね。

ルールなど

ルールは開催するところで本当に様々。

上記の通り使用するグラスは国際規格という部分は共通してますが、

品種を当ててください!!

というシンプルなものもあれば、

生産国、使用品種、ヴィンテージ、アルコール度数を当ててください!!

と項目が多い場合もあったり、

ソムリエ・ワインエキスパートのブラインドの試験では、

外観、香り、味わいの項目から該当するコメントを選んだうえで、国や品種、ヴィンテージを答えなさい!!

といったものまで様々です。

が、

じゃあ一体どう分析していけばいいのさ?

というのが気になるところですよね。

ブラインドのコツ

ブラインドのコツは

正直私が教えて頂きたいくらいですッ!!

が挙げるとしたら3つ。

知識をつける

当たり前じゃん!!

と思われるかもしれませんが、これが非常に大切で。

飲んだ経験+知識

この二つが合わさると最強です。

品種そのものの特徴もありますが、

どんな環境で育ったか?

どんな過程で造られてきたのか?

どんな時を経て今に至るのか?

そのワインが辿ってきた軌跡によって、やはり様々な個性が出てくるんですね。

どんな経緯をたどると、どんな特徴を持つのか?

ここを覚えるのが難しくかつ面白いッ!!

例えば、

白ワインの色調において、薄緑色がかっている感じを掴めれば、

ヴィンテージは若そうだなと推測できたり。

赤ワインの色調において、ワインのフチの色がかなりレンガ色になっていたら、

ヴィンテージは古そうだなとアタリを付けたり出来ます。

どんな情報が何を表しているのか?

こういう引き出しが増えていく過程が楽しいですよ。

先入観を持たない

あと本当に不思議なのですが、

『あれ?このワインってリースリングでは?』

とか一旦思い込んでしまうと、全然違う品種なのにリースリングの香りがしてくるんです。

何を言ってるんだ?

と思われるかもしれませんが、これがまた本当にあったブラインドの怖い話。

人間は誰しも間違えて恥をかきたくはないですよね?

これはリースリングだ!と思い込んでしまったら最後、

脳みそが勝手にこれはリースリングに違いないという証拠を捏造し始めます。

あっ!教科書に書いてあったペトロールの香りするする!

酸もしっかり高い!!これはやっぱりリースリングだ!!

結果がわからないという状況は誰しもつらいです。

そんな時、人は一刻も早く安心したい。

なので、脳みそがオートでその不安な心を落ち着かせるために、事実を捻じ曲げてきます。

そして結果発表を見てびっくり!!

ソーヴィニヨンブランでした!!

なんてことがざらにあります。

こういうことがあるから気を付けようと思っていてもやらかします。

ということでブラインドテイスティングは、メンタルのトレーニングにもいいかもしれません。

やってみる

色々書いてますがやはり一番は

やってみること!!

ブラインドテイスティングをやってみたことはありますか?

本当にびっくりしますよ!!

品種がわかっている状態で飲むのと、わからない状態で飲むのは

天と地ほどの差があります

この違いを知っているかいないかで、ワインとの向き合い方も少しは変わるんじゃないかなと思っています。

私はお陰様で、

いかに事前情報が味わいに影響を及ぼしていたのか?

というのがわかったので、目からうろこでした!!

ブラインドが出来るお店

私は決して大会を目指しているようなガチ勢ではなく、ワインとの向き合い方の1つとして楽しんでいます。

そこで、今私が毎週ブラインドテイスティングに挑戦しているお店を2つ紹介します。

ワインマーケットパーティー恵比寿

開催日と結果発表

基本的には毎週、月曜日火曜日に開催!!

そして、火曜日の営業終了後にSNSで結果発表

イベントなどにより開催日がズレたりもあります。

Instagram

X(twitter)

参加費と開催ルール

参加費は、1,100円

支払い方法は現金以外となってますので、クレカだったり交通系ICなどをご準備ください。

出題ワインは3種類

その時により、白1、赤2の時もあれば、白2、赤1の時もある。

たまに泡1、白1,赤1などの変則出題の時もあるので要チェック!!

項目は、

  • 生産国(+産地)…産地は書かなくてもOK。当たるとポイントGET。
    例)フランス ブルゴーニュ、アメリカ カリフォルニア…etc
  • 品種
  • ヴィンテージ
  • アルコール度数

ヴィンテージやアルコール度数は、完全一致じゃなくても近いとポイントが入る模様です。

特典

TOP3に入ると、お店で使える500ポイントGET!!

もし全問正解すると…

10,000ポイントGET!!

夢がありますね…

どんなワイン買おうかな(妄想

また、4つ以上の項目が正解だった場合はお店で使える期間限定の100円引きクーポンが会員アプリに送られます。

お店情報

住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20−7
恵比寿ガーデンプレイス内

電話: 03-5424-2580

営業時間:11:00~20:00

wine@

開催日と結果発表

基本的には毎週、月曜日火曜日に開催!!

そして、水曜日のお昼位にSNSで結果発表

Instagram

参加費と開催ルール

参加費は、1,100円

支払い方法はこちらも現金以外となってますので、クレカだったり交通系ICなどをご準備ください。

出題ワインは3種類

その時により、白1、赤2の時もあれば、白2、赤1の時もあります

項目は、

  • 生産国
  • 品種
  • ヴィンテージ
  • アルコール度数
  • 味わい分類

ポイント振り分け詳細は不明ですが、ヴィンテージや度数は近いとおまけでポイントありそうです。

味わい分類は、wine@さんならでは項目で、

白ワイン、赤ワイン共に、味わいを円で表した時にどの位置に来るのか?

というのも問われます。

配点は低めだそうですが、品種などを外したとしても味わいの方向性は掴めていたのかな?

というのが確認出来るので、振り返りにとてもいい項目となっております。

あと、この分類をバシッと当てることが出来れば、ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験で大いに助けになりますよ!!

特典

見事5位以内に入るとお店で使えるポイントをGET出来ます。

1位→500ポイント
2位→300ポイント
3~5位→100ポイント

コツコツポイント貯めて5大シャトーとか買えるくらい当てまくりたい。

お店情報

住所:東京都渋谷区恵比寿南1-4-12 岩德ビル 3F

電話:050-5600-1163

営業時間

月〜金 12:00-20:00
土 12:00-22:00
日 12:00-18:00

どちらも恵比寿にあるお店で、好きな方はハシゴブラインドテイスティングも楽しめます。

今恵比寿が熱い!!

というか仲間が欲しい!!

今回こんな感じだと思いました!!とか語り合う仲間が出来たら最高です。

終わりに

ワインマーケットパーティーさんからワインアットさんへハシゴブラインドをすると、毎回ヘロヘロの私です。

ワインエキスパートを受験してなければ、ブラインドとも出会っていなかったので受験して良かったと思っています。

ソムリエ・ワインエキスパートを受験予定の方は、

ブラインドって実際どんな感じなんだろう?

というのは、絶対に早めに知っておいた方がいいです。

頭真っ白になりますし、分析っていっても何をどうするの?とテンパります。

あと本当に一旦この品種かな?と思い込んでしまうと、脳内でのエグイ捏造が始まりますので是非一度体感して頂きたい(泣いた経験多数

私は1次試験と並行して、ワインマーケットパーティ恵比寿さんにてブラインドテイスティングを楽しんでいたので、

2次試験のブラインドの対策講座の際に、先生のコメントが身に染みてわかりましたし、何も知らない状態からよりも多くのことを授業から吸収できたと思います。

もちろん、試験とかそういうの全く関係なく、ワインの1つの楽しみ方として私個人としては大好きなので、この記事を通してより多くの方に楽しんでもらえたらなと思っています。

頑張ったらポイントでいいワイン買えちゃうかも!?

実際にやってみた方は、SNSから今回こんなだと思いました!!なんてメッセージも大歓迎です!!

良かったら一緒にブラインド楽しんでいきましょう♪

今回もお読みいただきありがとうございました。

Iori Aoyagi

青柳 伊織 Iori Aoyagi
『マダムM』との出会いから、モテたい一心でワインを勉強し始めるも、本格的に沼に落ちる。今ワインに言える事は『大好きです。今度は嘘じゃないっす。』ワイン友達を増やして、その仲間と『ロマネ・コンティ』をワイワイ開けるのが夢。ワイン初心者の私がぶつかった疑問や、経験の記事を書いています。
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