試験まで残り一ヶ月もきり、緊張感が日に日にましております。
ただ、わかった気になったつもりが一番危ないということで、この不安と緊張感は試験まで持っていくつもりです。
今回はその他のお酒についての基本的な考え方と、おすすめの勉強サイトについて書いていきます。
正直ここは外したとしてもエキスパートであれば1種類なので、そこまで痛手にはならないかなとは思います。
あと度数の高いお酒が私は得意ではありません…
ただ知識で正解できるものもあるようなので、取れたらラッキーくらいで挑もうと思います。
今回の勉強で参考にさせて頂いたのは、もんワインさんの2次試験対策資料。
もんワインさんInstagramアカウント
わかりやすいテイスティングの資料も配布してくださっているので是非ご活用ください。
あとはケイゾーラボさん。
【ソムリエ/ワインエキスパート試験2023】二次試験:その他のお酒勉強法
受験生であれば一度は目を通しておきたいサイトです。
基本情報
まず、試験を受ける際に絶対に知らないといけないことがあります。
それは、その他のお酒は最後にやる。
というのも比較的度数が高いお酒が多いので、最初にその他の香りを嗅いだ最後。
もうワインの香りがわからなくなります。
あと、ワインと違ってそのお酒の特徴のコメントを選んだりは無く単純に、
『このお酒は何ですか?』
これだけ答えられればOKです。
なので例えば知識があれば飲まずとも、外観や香りの時点で、選択肢が絞れてそのまま正解できたりもします。
なので私のように強いお酒が苦手な方は、
飲んで覚えるより、知識で覚える方がいいと思います。
覚える時の分類の仕方
その他のお酒は多岐にわたる為、大雑把に分けてみます。
あとこちらのその他のお酒もワインと一緒で、見ていく順番のコツがあります。
①外観→色を見る
②度数→鼻を近づけて度数が高いか低いかを分ける
③飲んでみる→香りや味わいの特徴を探って最終確認
色で分ける
まずは外観から大雑把にわけます。
- 透明系…透き通っている。
- 琥珀系…濃いものから薄いものまで様々。
- カラフル系…赤や緑等、知識があればその時点で正解に辿り着けるお酒もある。
度数で分ける
そして上記の色で分けてから更に、アルコール度数の高い、低いでまたグループを分けます。
境目の目安は20度。
それ以下か超えてくるかでグループ分けをします。
ちなみに度数の高い低いをどう判別するかですが、
鼻をそっと近づけてみましょう。
40度レベルのお酒になると、鼻の粘膜がひりつく感じがすると思います。
テイスティング
ここまでくると大分候補が絞られていると思います。
試験本番は、残った選択肢の中から味わいの特徴で最終判断です。
飲んでみて甘口なら①、辛口なら②かな?とか
リンゴの酸を感じたからこの中だとカルヴァドスかな?
といった具合です。
傾向と対策を知る
やはりこちらも傾向と対策は把握しておきたいもの、
という事でよく出ているその他のお酒がこちら。
お酒名 | 度数 | 色 | 特徴 |
アマレット | 28 | 琥珀系 | 杏の核から造られたリキュール。杏仁豆腐の香りが特徴。 |
ジン | 40~50 | 透明系 | オレンジ、コリアンダーシードの香り。 |
マデイラ | 19 | 琥珀系 | ボアルの甘口が出やすいよう。 セルシアルだと色がほぼ白ワイン。 |
カルヴァドス | 40 | 琥珀系 | リンゴと洋ナシの蒸留酒。リンゴの風味が特徴。 |
あとは似ているお酒の比較。
テキーラ ⇔ 麦焼酎
マデイラ ⇔ 紹興酒
ドランブイ ⇔ ベネディクティン
間違えやすいものがあるのも知っておきましょう。
あと問題の傾向として、琥珀系や透明系の出題が多いそうです。
というのも、例えばカラフル系の紫色で割とベトベトのお酒が出てきた!!となると、
ほぼクレームドカシスです。
問題を作る側の立場で考えると、外観で一発でわかってしまうお酒よりかは、
知識を試すという観点から見ても、外観→度数→テイスティングまでみてやっとたどり着けるかな?
といったお酒を出すのではないでしょうか?
ただ出たらラッキーなので、まずは少ないところから覚えていくのは手だと思います。
練習サイト
多分一番詳しく、わかりやすくその他のお酒を解説されていると思うのが、
ケイゾーラボさんです。
このまとめ情報もほぼケイゾーラボさんの受け売りで、各お酒の特徴も、色の種類や度数の高い、低いのグループでまとまっていますので是非ご確認ください。
あと、知識を試せる『その他のお酒シュミレーションクイズ』もあるので、飲むのが苦手な方は一緒にこれで勉強しましょう!!
おわりに
その他のお酒の部分は、個人差がかなりあると思います。
好き嫌いだったり、飲める飲めないなど。
その分配点は低く抑えられているので、合格のために必須かといわれると、う~んというのが本音です。
しかしながら、まったく勉強せずもう神頼みしかないという状況よりも、
知識で2択まで搾れたぞ!!という方が、得点チャンスは確実に上がるかなと思います。
あとやはりなんだかんだいって実際に香りを嗅いだり、飲んだ経験というのは強いので、
頻出のお酒だけでもバーで頼んでみるといいと思います。
合格の為にどこに力を入れるのか?
というのはしっかり意識してこれからも勉強していきたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今年受験される方は一緒に合格をつかみ取りましょう!!
青柳 伊織 Iori Aoyagi
『マダムM』との出会いから、モテたい一心でワインを勉強し始めるも、本格的に沼に落ちる。今ワインに言える事は『大好きです。今度は嘘じゃないっす。』ワイン友達を増やして、その仲間と『ロマネ・コンティ』をワイワイ開けるのが夢。ワイン初心者の私がぶつかった疑問や、経験の記事を書いています。
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