【目指せ一発合格】2023年度ワインエキスパート受験体験記Vol.30~実際に2次対策のお店に行ってみた~

皆様、本番に向けての練習はいかがでしょうか？

やはり慣れが必要というか、いつも通り飲むのとブラインド形式で飲むのではとても違いますね。

『これは間違えないだろう』

なんて思っていたピノノワールを、カベルネソーヴィニヨンかなと思ってしまったり

普段いかに何も考えずに飲んでいたかを思い知らされます。

ただ、練習を繰り返すうちに、

どういう順番で確認していくのか？

どういった部分に気を付けないといけないのか？

というのが少しづつ身になりつつあるなと感じます。

今回は実際に練習させて頂いたお店の情報をまとめました。

全て東京のお店になります。

値段だったりどんな形式か？というのを書いていきますので、参考になれば幸いです。

Dominus

日本橋にあるご家族で経営されているレストランです。

出して頂いたワインは4種類。

エキスパート想定ということで、白赤2種類づつ。

コメントシートにチェックをつけていく形で行ってくれました。

まずは試験やワインに対する基本的な考え方を軽く教えて頂き、

1つのワインにつき10分くらいを目安に試験対策スタート。

チェックをつけ終わったら順番に答え合わせ。

ゆっくり丁寧に説明して頂けたので、初心者の私にはとても助かりました。

実際に調理場からスパイスなどを持ってきて頂き、その場で嗅がせて頂いたのもいい経験になりました。

まとめ

こんな人におすすめ

私のような初心者や、一人で勉強しに行きたい方。

ソムリエの方と一緒に飲みながら、外観や香り、味わいの取り方のコツを教えて下さるので

『そういう風にやるんだ!!』

というのがわかりやすかったです。

飲食店だとコメントシートを使って対策をしてくれるお店はそこまで無いのでオススメです。

おまけ

こちらのDominusさんでは、低温調理の激うま料理に舌鼓が出来ます。

低温料理の本も出版されているご主人のお料理がもう絶品!!

お店情報

Wine bar M

恵比寿にある常時100種類以上のグラスワインが飲める、受験生の間でも有名なお店。

ブラインド練習用のセットを週替わりでご用意してくれております。

値段は3種類で2200円(税込)

3種類なので白1：赤2だったり、白2：赤1だったりするそう。

開店時刻に予約をしてさっそく突撃!!

オリジナルの用紙の上に3種類のワインが並びます。

右上にあるQRコードがあり、読み込むと提供されたワインについてのデータが見れます。

コメントシートの使用は無く、時間制限などもありません。

グラスの脚の部分に、ワインの情報が書かれた紙を挟んでくれているので、

終わったらその紙を確認して自分で答え合わせという感じです。

まとめ

こんな人におすすめ

ひたらすら黙々と練習したい人向け。

どちらかというと全くわからないというより、少し慣れてきた方向け。

飲食店なのにワインスクール並みのガチ対策をしてくれるお店なので、

考え抜かれたブラインドセットがとても評判です。

更に取り揃えているワイン数が半端じゃないので、

苦手な品種の克服や、気になる品種の飲み比べ等

テーマを持って比較したい時にお世話になる方多数。

おまけ

ちなみに私はフランスのシラーとオーストラリアのシラーズの比較。

品種は同じだけど、国で大分個性が違いますね。

トロンテス、ヴィオニエ、ゲヴェルツトラミネールの比較。

トロンテスは色が淡く、ヴィオニエとゲヴェルツは色が濃い目。

トロンテスはかなりドライですが、ヴィオニエとゲヴェルツではコクのある苦みが感じられました。

こういった練習が出来るのがWine bar Mさんの強みだと思います。

お店情報

なんなん亭

こちらは新宿にある串揚げとワインのお店です。

こちらは有名ワインスクールのレコール・デュ・ヴァンの講師の金海先生が経営しているお店になります。

前日までに電話予約が必要になりますが、

テイスティング6種セット(白3：赤3)に串カツおまかせコース(12本)が付きます。

時間が、『17：00』『18：00』『19：00』と決まっており。

時間になったらその日の参加の方と一斉にスタートという感じです。

ワインを置く用紙に『品種』『生産国』『収穫年』『度数』を記入する箇所があり、

1つ当たり5分程度の時間でどんどん記入していくスタイルになります。

まずは白ワインが3種類。

解説を挟み、次は赤3種類。

こちらも終わると解説して頂けます。

まとめ

こんな人におすすめ

品種の特徴を掴みたい方向け。

コメントシートでの解説はありませんが、ワインスクールの講師の方が選んだワインを白・赤3種類ずつブラインド出来るというのが強み。

『こういう特徴を掴めるようになりましょうね』

というアドバイスやそこに至る為のアプローチなども説明して頂けるのが有難いです。

おまけ

ブラインド＋美味しい串揚げがついてきます。

今回のラインナップの一部はこちら。

ご馳走様でした♪

お店情報

おわりに

いかがだったでしょうか？

家で練習しているだけでは、きっとわからなかったことが沢山知れて良かったです。

環境が違うと色の感じ方が変わるなとか、

時間制限があると焦ってきてフォームがぶれたり、品種当てに走っちゃうなとか、

環境が変わるとこんなにも平常心が保てないことを思い知りました。

ましてや、本番なんてもっと緊張するでしょうから

家では味わえない緊張感を味わいつつ、合格に向けて対策店舗様のお力を借りていこうと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。

今年受験される方は一緒に合格をつかみ取りましょう!!

青柳　伊織 Iori Aoyagi
『マダムM』との出会いから、モテたい一心でワインを勉強し始めるも、本格的に沼に落ちる。今ワインに言える事は『大好きです。今度は嘘じゃないっす。』ワイン友達を増やして、その仲間と『ロマネ・コンティ』をワイワイ開けるのが夢。ワイン初心者の私がぶつかった疑問や、経験の記事を書いています。
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