【目指せ一発合格】2023年度ワインエキスパート受験体験記Vol.12~ヨーロッパ各国の品種ランキング~

みんさんこんにちは！

試験開始が迫って参りましたが、本当に範囲終わるのか？

という不安がぬぐえません(汗

勉強スケジュール的には範囲は網羅できる予定なのですが、復習にどれだけ時間を割けるかが勝負だと思います。

ということで、『ヨーロッパ各国の主要品種』がごちゃごちゃになってきたので

ここいらでスッキリさせたいと思います。

という訳で各国それぞれランキング形式でまとめました。

イギリス

生産比率

英国は赤とか白というよりスパークリングワイン。

全体の68％をスパークリングワインが占めております。

栽培面積ランキング

スパークリングが有名なので、シャンパーニュでよく使われる品種が上位!!

ポルトガル

生産比率

赤ワイン：59.6％
白ワイン：33.8％
ロゼ：6.6％

赤ワイン多めの地域です。

白ブドウ

黒ブドウ

全体

全体でもそのまま黒ブドウの1位～3位がフィニッシュ!!

ちなみに白ブドウ1位のFernao Piresフェルナォンピレスは4位という結果に。

スペイン

生産比率

赤とロゼ：52％
白ワイン：48％

若干ではあるが、赤ロゼが優勢。

白ブドウ

黒ブドウ

全体

上位2位のTempranillo(202,198ha)とAiren(200,084ha)が圧倒的。

近年TempranilloがAirenの面積を抜いたそうです。

フランス

生産比率

全体のパーセンテージ見当たらず…

白ブドウ

黒ブドウ

ちなみに4位がカベルネ・ソーヴィニヨンで5位がピノ・ノワールです。

上位品種は大体、ラングドックやルーション、ローヌ等で有名な品種ですね。

意外と『フランスといえばこの品種!!』というのは全体ランキングで見るとTOP3には来ないので要チェックです。

ルクセンブルク

全体ランキング

19世紀に白ワインの栽培が本格化し、一時はエルブリングという品種が9割を占めていたこともあったそうな!!

ドイツ

栽培面積の割合

白ブドウ：67.8％
黒ブドウ：32.2％

と白ブドウが半分以上を占めている産地。

白ブドウ

黒ブドウ

全体

もうちょっと読みやすくしてッ!!

オーストリア

生産比率

白ブドウの生産地が2/3を占めます。

全体

オーストリアといえば、Gruner Veltliner!!

スイス

生産比率

白ワインが56％
赤ワインが43％
ロゼが1％くらいの割合です。

全体

スイス＝シャスラ!!というイメージが強かったのですが、一番栽培されている品種はピノ・ノワールです。

あとChasselasの産地ごとのシノニムはチェックです。
・Fendantファンダン → Valaisヴァレー州
・Dorinドラン→ Vaudヴォー州
・Perlanペルラン→ Geneveジュネーヴ州

イタリア

白ブドウ

黒ブドウ

全体

イタリアといえばこの品種!!サンジョベーゼが圧倒的No.1!!

続いてモンテプルチアーノとプロセッコと言えばこの品種グレーラとなっております。

スロヴェニア

生産比率

基本単一で造られ白ワインが66％ほどのシェアを占めている。

全体

イタリアとの国境沿いの産地PrimorskaプリモルスカではRefoskが、Kraskiクラシュキ Teranテランとも呼ばれ有名です。

クロアチア

全体

Grasevinaが栽培面積の3割くらいを占めております。

小ネタ なんちゃらRieslingシノニムまとめ

このGrasevinaのシノニムはWelschrieslingヴェルシュリースリングというのですが、なんちゃらリースリングって色んな国で出て来て混乱しませんか？

という事でまとめます。

・Riesling ＝ Rheinrieslingラインリースリング

これが多分皆さんがリースリングと聞いてパッとイメージするリースリングになります。

次にまとめるWelschrieslingヴェルシュリースリングはリースリングと名はついていますが全く別物だそうです。

・Welschrieslingヴェルシュリースリング ＝ リースリング・イタリコとも呼ばれます。

このあたりのなんちゃらリースリングは原産地が北イタリアの白ブドウです。

ハンガリー

生産比率

栽培面積のうち2/3が白ブドウ品種。

しかし、栽培面積TOPは黒ブトウのKekfrankosケークフランコシュという面白い地域。

全体

1位のKekfrankosケークフランコシュのシノニムは、Blaufrankischブラウフレンキッシュといいます。

ルーマニア

教本にランキングが載っていなかったので、ブドウ品種の名前を載せておきます。

品種

• Feteasca Albaフェテアスカ・アルバ…『白い乙女』リンデンの花を思わせるエレガントなワインになる。
• Feteasca Regalaフェテアスカ・レガーラ…『高貴な乙女』ルーマニアで栽培面積TOP。
• Badeasca Neagraバベアスカ・ネアグラ…『黒い貴婦人』淡いルビー色でフルーティーなワインになる。モルドバでは『ララ・ネアグラ』と呼ばれる。
• Feteasca Neagraフェテアスカ・ネアグラ…『黒い乙女』高品質なワインに向いている品種。

Alba＝白、Neagra＝黒、Feteasca＝乙女と言葉のパズルみたいな品種たちです。

モルドバ

生産比率

面積で行くと白ブドウが65％、黒ブドウが35％の比率です。

品種

こちらもランキングの記載が無かったので品種名を載せます。土着品種の多くは原産地がルーマニアにもまたがっている為ほぼ一緒です。

• Feteasca Albaフェテアスカ・アルバ…ルーマニア語で『白い乙女』リンデンの花を思わせるエレガントなワインになる。
• Feteasca Regalaフェテアスカ・レガーラ…ルーマニア語で『高貴な乙女』フレッシュで香りが豊かなアロマティック品種。
• Rara Neagraララ・ネアグラ…Raraはルーマニア語で『貴重』という意味がある。イチゴのような香りが特徴で酸味が強い。
  ルーマニアでは、Badeasca Neagraバベアスカ・ネアグラ『黒い貴婦人』と呼ばれている。
• Feteasca Neagraフェテアスカ・ネアグラ…ルーマニア語で『黒い乙女』タンニンが多く厚みがあり熟成向き。

ブルガリア

白ブドウ

黒ブドウ

総合

ブルガリアは、ボルドー品種が強いです。

あと旧ソ連時代に輸出促進の為に生産拡大した、元白ブドウ栽培面積1位のRkatsiteliルカツィテリはジョージアで有名な品種ですね。

あと黒ブドウ3位のPamidをはじめとするブルガリア固有の品種の特徴は要チェック!!

ギリシャ

白ブドウ

黒ブドウ

全体

こちらも白の上位2品種が圧倒的。

個人的にはペロポネソス半島のNemeaメネアにて造られるAgiorgitiko種の赤ワイン『ヘラクレスの血』がなんかかっこよくて好きです。

余談ですがヘラクレスにはFGOというゲームの攻略でお世話になりました。(絆礼装が強すぎ

ジョージア

全体

世界最古のワインの歴史を持つジョージア。土着品種が強いです。

終わりに

いかがでしたでしょうか？

自分用にまとめている為、足りない点は多々あると思いますが『あれなんだっけ？』とか、『ざっと確認しておこう』という時にお役に立てれば幸いです。

一発合格に向けて毎日できることを淡々と積み上げていきたいと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。

今年受験する方は一緒に頑張りましょう!!

既に合格されている方はアドバイスを頂けるとありがたいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

青柳　伊織 Iori Aoyagi
『マダムM』との出会いから、モテたい一心でワインを勉強し始めるも、本格的に沼に落ちる。今ワインに言える事は『大好きです。今度は嘘じゃないっす。』ワイン友達を増やして、その仲間と『ロマネ・コンティ』をワイワイ開けるのが夢。ワイン初心者の私がぶつかった疑問や、経験の記事を書いています。
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